夜携帯の着歴・留守電に気付く。
留守電を再生すると小松政夫さんからだった。
昨日が植木命日だったことから電話をくれたようだ。
かけ直してみたが、留守電になったのでメッセージを残す。
終わるとすかさず小松さんからの電話が鳴る。
久しぶりの会話で、お互いの近況などを話し、
また近いうちにメシを食いにいこうと誘ってもらった。
(植木没後にも2人でおつかれ会をして、2人ともどうやって帰ったか記憶にないほど飲んだ)
そして小松さんに電話をもらうという絶好の機会がきたので、「お呼びでない」ギャグ誕生について改めて聞いてみた。
-以下会話-
藤元:小松さんは植木等を偲ぶ会の弔辞で「お呼びでないギャグ誕生の通説はオヤジ(植木等)さんが私(小松政夫)の為に面白いエピソードをつくってくださった」と言ってましたけど、「お呼びでない」を初めてやった時のことを小松さんは憶えているんですか?
小松:いや憶えてない。気づいたらすでにやってたなあ。だからいつ始まったかハッキリさせないといけないんだよなあ。
だから植木等ほどの人が憶えてないわけないんだよ。だから俺の為にエピソードをつくってくれたと思ってるんだ。
藤元:じゃあやっぱり、いつ始まったかハッキリさせないといけないですね。
小松:じゃあ近いうちに連絡するから。
藤元:はいわかりました。じゃあまた。
小松さんでさえ「お呼びでない」ギャグの初登場を憶えてなかった。
憶えてないってどういうことなんだ?・・・・・・・
おそらく憶えてられないくらい毎日がとんでもなく忙しく、しかもいろんな出来事がおこっていたのだと想像できる。
まさにテレビの黄金時代(小林信彦著)真っ只中である。しかも映画もまだがんばっていた昭和30年代。
この話は次の機会にさらに掘り下げていくことにする。
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