2014/10/21

「本日ただいま誕生」台本 植木等さん遺品より見つかる

「本日ただいま誕生」台本画像



「本日ただ今誕生」が2014年10月25日東京国際映画祭にて特別上映される。
 ・http://www.nihon-eiga.com/osusume/tadaima/

昨日の中日新聞の一面に掲載されたとか。
 ・http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014101802000254.html


この映画は資金難から紆余曲折して完成し、上映も短期間しか行われずフィルムも行方知れずとなっていたが、渡辺プロダクション倉庫からこのタイミングで見つけ出されるべくして見つけられた後、これまた通るべく道を通って35年ぶりに大衆の眼前に映されることとなる。

この映画は撮影ロケでホテル代を踏み倒した(降旗監督談)くらい訳ありだったことから一般の方々に向けて情報提供を呼びかけるほど資料が無かったとのことで、私自身思い返しても、生前の植木さんからほんの一片しか話を聞いた記憶がない。

そこで、植木家から頂いた(私としてはお預かりしている)遺品、資料を探したところ、上映5日前の今日、植木さんの台本が見つかったのだ。
早速渡辺プロへ連絡して、特別上映の資料として貸し出し提供をさせていただくこととなった。


植木さんの反戦精神をご覧あれ。


2014/09/14

植木等・幻の主演作『本日ただいま誕生』東京国際映画祭にて特別上映決定!

共同通信PRワイヤーより引用
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201409123665/


植木等 幻の主演作が35年の時を経て、現代に甦る!
『本日ただいま誕生』
~第27回東京国際映画祭にて特別上映決定!~
 日本映画衛星放送株式会社(東京都千代田区/代表取締役社長 杉田成道)が運営する日本映画専門チャンネルは、10月23日から開催される第27回東京国際映画祭にて、植木等 幻の主演作とも言われる『本日ただいま誕生』の特別上映イベントを開催いたします。

 今回、特別上映する『本日ただいま誕生』は植木等自ら映画化を熱望。中村敦夫・川谷拓三ほかクレージーキャッツのメンバー全員が友情出演を果している作品。しかし、1979年の公開当時ごくわずかな劇場で短期間上映されて以降、35mmフィルム原版の行方が分からぬまま35年間に渡り幻の作品として誰の目にも触れずに眠っておりました。
ところが2012年、生前植木等が所属していた渡辺プロダクション所有の倉庫の片隅で偶然フィルムが発見されました。そこで渡辺プロダクション、東京現像所そして開局以来多くの未ソフト化、未DVD化の作品をハイビジョン化し放送することに取り組んできた日本映画専門チャンネルがタッグを組んで2年がかりで復元、HD化に取り組み、ついにハイビジョン作品として復活。このたび東京国際映画祭で特別上映する運びとなりました。

 上映にあわせ、本作で監督を務めた『鉄道員』、『あなたへ』等で知られる名匠・降旗康男をゲストにお招きし、撮影当時の秘蔵エピソードを伺うトークショーを開催(予定)。当時の植木等とのエピソード含め様々なお話を伺います。
“日本一の無責任男”として日本映画史にその名を刻む名優・植木等の知られざるもう一つの男の顔。35年の時を超えて明らかとなるその素顔を、是非劇場の大きなスクリーンでお確かめください!

■『本日ただいま誕生』 とは?
1979年公開。「スーダラ節」や映画“無責任シリーズ”で一世を風靡したクレージーキャッツ植木等主演。物語は第二次世界大戦後、シベリア抑留中に凍傷におかされ、両足を切断した大沢雄平(植木等)が敗戦後の日本でたくましく生き抜いていく波乱万丈の一代記。監督は名匠・降旗康男。植木等渾身の一作が現代に甦る。
監督:降旗康男 脚本:下飯坂菊馬
出演:植木等/宇津宮雅代/川谷拓三/北村和夫/ハナ肇/谷啓/犬塚弘/桜井センリ/安田伸/中村敦夫

■『本日ただいま誕生』 関連グッズ、関連情報 募集中!
1979年にごく短期間しか上映されなかった本作は、関係会社の手元に資料が一切残っておらず、現在唯一ポスターだけが見つかっております。もし公開当時のパンフレットやチラシ等関連グッズをお持ちの方、また公開当時劇場で本作をご覧になった方などいらっしゃいましたら『本日ただいま誕生』特設ホームページへ情報をお寄せください。ご協力頂いた方の中から抽選でチャンネルオリジナルグッズをプレゼントいたします。
『本日ただいま誕生』特設ホームページ:http://www.nihon-eiga.com/osusume/tadaima

■第27回東京国際映画祭 開催概要
イベントタイトル:第27回東京国際映画祭    
開催期間:10月23日(木)~10月31日(金) 
会場:六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ 日本橋(中央区)他          
オフィシャルHP:http://www.tiff-jp.net     
併設マーケット:TIFFCOM2014(Japan Content Showcase 2014) 10月21日(火)~10月23日(木) http://jcs2014.com/ja/   
チケット発売 :10月11日(土)よりticket boardにて発売開始!ご購入は、東京国際映画祭公式サイトへ。

■チャンネル名称:日本映画専門チャンネル
■視聴方法:スカパー!(BSch.255)/プレミアムサービス(ch.634)/プレミアムサービス光(ch.634)/J:COM/ひかりTV/auひかり/ケーブルTV
■視聴可能世帯数:約750万世帯(2014年7月末調べ)  
■日本映画専門チャンネル公式HP:http://www.nihon-eiga.com/