2011/10/23

植木徹誠 落款「迷骨」

落款「迷骨」

植木徹誠筆「水の五訓」
植木徹誠筆「水五訓」
水五訓の情報→http://ja.wikisource.org/wiki/水五訓

水五訓は黒田如水作との説があるが、これには異論もある
黒田如水作異論説情報→http://d.hatena.ne.jp/




植木等の父 植木徹誠は元浄土真宗大谷派僧侶で共産党員だったが、僧籍に入る前にはキリストの洗礼を受け、マルクス主義を唱え、都都逸唄いをしていたこともあった人物。
植木徹誠情報→http://ja.wikipedia.org/wiki/植木徹誠/

植木等は親父を「支離滅裂」と評した。
植木等著『夢を食い続けた男- おやじ徹誠一代記』朝日新聞社1984年にくわしく記されている。
『夢を食い続けた男』→書籍情報はこちら



植木徹誠さんは晩年親鸞聖人に合わせる顔がないと自戒したという。息子植木等が「スーダラ節」を歌う時に「わかっちゃいるけどやめられないとは親鸞聖人の教えに通ずる」と絶賛したことは有名。

その徹誠さんは揮毫の落款に「迷骨」と記していた。
「人間は骨になっても迷うほど俗なものだということらしい」とはオヤジさん談。


「およみでない?」

2011/10/13

世田谷ベース番組動画:植木号日産シーマ




植木号シーマ<藤元撮影>
シーマ大事件で取り上げた植木号を紹介する世田谷ベース番組動画を掲載しているサイトがありましたので紹介します。 《一般公開されている間掲載します》
シーマ大事件バックナンバー

私が12年間運転した日産シーマFY33型
グレード:41LX / エンジン:V8 4.1L VH41DE / 油圧アクティブサスペンション装備


新車をオーダーする際に、カタログを見てグレードや装備、色などを決めていったのだが、最上級に「VIP」なるグレードが存在した。これはまさに後席優先仕様のエグゼクティブを乗せる仕様なのだが、具体的に後部座席に振動マッサージャー(後席背中に内蔵されている)、助手席背中部分が倒れ左後席のオットマンになるものだった。

2011/10/05

自転車ダイビング大事件<大強運>

私が12年間オヤジさんと過ごして度肝を抜かれたことがいくつかあったが、この話は五指に数えられるかもしれない。

2000年11月植木等は中日劇場「新 名古屋嫁入り物語」の座長として名古屋へ来ていた。
この名古屋嫁入り物語は東海テレビのご当地ドラマとして10年続いた人気作で、大いに期待されて舞台化されたものだ。

たしかこの年は梅田コマ劇場で「ハウ・トゥー・サクシード」、明治座で堺正章公演と3本の舞台に出演したと記憶する。<この年はこの他CM数本とドラマにも出演していたことから、仕事に忙しい年だったと記憶する・。>

このように仕事も順調だったし、体調も悪くはなっていないころだからまだまだ勢いは相当なものだった。
そこで何が私の肝を潰したかというと、オヤジさんは自転車に乗って客席へダイブしたのである!
この時私も舞台上で共演しており、なんと舞台上からオヤジさんが自転車にノッて客席へ飛ぶのを見ていたのだ。

中日劇場写真